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コロナウイルスから要介護者を守るために。 備蓄、感染防止について [番外編]

この記事は、令和2年2月2日(日)に書かれたものです。

コロナウイルスによる伝染が拡大している模様です。
今回は、備蓄、感染防止について書きたいと思います。

先月、中国からの観光客の入国をほとんど制限しなかったため、潜在的感染者が日本国内でも二次感染、三次感染の原因になっていると思われます。その場合、潜伏期間から逆算してこれからの2週間で医療機関に来院するようになると思われます。
日本でも感染者が増加した場合に問題となるのは、物流を担うトラックドライバーやスーパーなどの従業員が罹患して、物流の動きが悪くなったり、営業休止になったりすることです。

介護をしている介護者は、物資の戦略備蓄を行なっておく必要があります。

(その1)食料は、同居家族の分も合わせて、2週間程度の備蓄を用意する。
米や麺類(カップラーメン、焼きそば、スパゲッティなど)、小麦粉など保存期間が長い物を中心に2週間程度の分量を目処に用意します。肉類は、缶詰のストックを増やしておきます。
野菜は、冷凍食品で努力程度で良いと思います。

(その2)介護用品についても備蓄量を確認しておく。
今回のコロナウイルスは、排泄物やとしゃ物(吐いた物)による感染の可能性が指摘されています。この排泄物に関する情報が拡散した場合、大人用オムツを購入しようとする人が増加することが予想されます。
 介護をされている方の中には、オムツはかさばるので、在庫切れ寸前に購入するようにしていて、自宅に保管しない方針の方もいるとは思います。
しかし、品切れになるリスクを前提として事前備蓄するべきだと思います。保管量は、2週間程度で消費する量を常に在庫として確保しておくのが望ましいと思います。もちろん、保管スペースがあるなら、もっと多くの在庫を保持しておくことも良いと思います。
他に、アルコール消毒薬についても、トイレやドアノブ、机を積極的に拭くために、備蓄量を増やしておくべきだと思います。
 他の介護用品もドラッグストアや量販店などが従業員が出社できずに営業中止になった場合を想定して、備蓄するべきだと思います。

(その3)ガソリンや灯油などの燃料もタンクの半分以上の状態にしておく。
 自動車を利用したり、暖房のために灯油を使っている場合には、燃料の補給も重要です。上記でも書きましたが、燃料を輸送するドライバーが罹患した場合、燃料の供給に影響が出る場合があります。
ガソリンや灯油、軽油などを利用している場合には、燃料タンクの残量が常に半分以上になるようにしておく方が良いでしょう。

次に感染防止について

(その4)布マスクやタオルなどでマスクの代用をする場合には、必ず煮沸消毒を実施する。
 既にドラッグストアやスーパーなどでは、使い捨てマスクが品切れ状態になっているようです。この場合、布マスクやタオルなどで代用する方もいると思います。
その場合、以下の点に注意します。
1) 一定時間毎に新しい布マスクやタオルに交換する。
2) 使用した布マスクやタオルは大きなビニール袋に二重包装して、外側からアルコール消毒を行う。
3) 大鍋で沸騰したお湯を作り、火を止めた上で、使用した布マスクやタオルを入れて消毒する。
4) 吐いた物や排泄物が付着した布マスクやタオルは、再利用せずに、ビニールに二重包装して廃棄する。

(その5)自宅内におけるアルコール消毒体制を強化する。
アルコール消毒スプレーの台数を増やして、玄関、トイレ、廊下、居間、寝室、自動車など、要介護者が使用する空間毎にいつでもスプレーできるようにする方が望ましいです。
特にトイレについては、トイレを使用する家族全員が、トイレ使用後に必ずアルコール消毒スプレーを使用するように習慣づけることが望ましいです。

(その6)日本国内でコロナウイルス感染者が大幅に増加した場合、医療機関に行く時間帯について各医療機関に相談する。
 日本国内でコロナウイルス感染者が大幅に増加するかどうかは、まだわかりません。
 しかし、病院に行く時、通院先の病院にコロナウイルス感染者が来院している可能性がある場合、出来るだけ感染者と要介護者の接触を防ぐ必要があります。このためには、要介護者の来院日時について、コロナウイルス感染者の来院時間帯を避ける必要があります。また、物理的に来院する際に使用する出入り口や診察する建物を分ける場合もあります。
 病院側もコロナウイルス感染者と他の患者を分離する体制を整えると思われますので、病院に行く前にその病院の体制がどのようになっているかをその病院のホームページや電話などで確認するべきだと思います。

(その7)病院や薬局を退出する時に必ずアルコール消毒液で消毒する。
 病院や薬局の出入り口には、アルコール消毒液が配備されています。入館する際には、多くの方が使用しますが、退出する際には、使用しないケースが多いです。
 しかし、本当に使用するべきは、退出する時です。病院内や薬局内で運悪くコロナウイルスが付着した場合でもアルコール消毒が実施できれば、感染を防ぐことができるからです。
 退出する際には、必ずアルコール消毒で手を消毒しましょう。
 量販店や介護施設、市役所などでもアルコール消毒液が出入り口に配備されている場合には、退出の際にも積極的に使用しましょう。

以上

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