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新型コロナウイルスと生活習慣との関係 [番外編]

 新型コロナウイルスが日本国内で感染拡大してから1年3ヶ月が経過します。
 今回は、感染リスクについて検討してみたいと思います。

(他人との接触機会がほぼ無い場合、感染する可能性は非常に低い)
 当初は、感染力の高さから、接触したドアノブなどからもどんどん感染するイメージでした。しかし、1年経過した時点では、マスクと消毒と注意深い行動でかなり制御できるようです。
 スーパーや量販店で他人が触れた商品から感染することも無いようですし、冷凍食品が媒介することも無いようです。(※仮にあったとしても相当可能性は低いと思います)


(オフィスや役所での感染事例もかなり限定的)
 在宅勤務が難しい自衛隊宿舎や警察署、消防署、海上保安庁など集団活動をする場所でも集団感染はほとんど起きなくなりました。
 数的に非常に多い市区町村の役所(役場)での集団感染もほとんど発生していません。
 このことから考察すると、冒頭にも触れたように感染対策が徹底していれば、感染する可能性はかなり低いと推定されます。

(高齢者介護施設での感染事例は散発的な状況)
 高齢者が感染した場合、もともと免疫が低下している状況のため、一気に感染爆発するのではないか?、と懸念されていましたが、散発的、限定的な発生にとどまっています。数十人、数百人の施設全体に感染が広がるような事態にはなっていないので、現在の防疫体制は有効に機能していると推定されます。そういう意味では、リスクコントロールができているのであれば、在宅ケアやデイサービスなども受けた方が良いでしょう。担当のケアマネージャーと相談して感染防止策を講じながら、介護サービスを受けるべきと思います。


(どこで感染の連鎖が続いているのか?)
 謎なのは、未だに感染の連鎖が続いているのに、追跡調査がほとんど機能していないことです。
 私案ですが、例えば、感染した場合、感染者の携帯電話(スマートフォン)の移動記録について、裁判所の許可を取って時間と場所のデータを調べ上げれば、大体どんな行動を取っていたかは分かります。この追跡情報は、究極の個人情報なので、通常は開示不可だと思います。しかし、国家危機ということを考慮すれば、感染者については、全ての行動記録を調べていけば、かなりの割合で、どこで感染したか推定できるでしょう。
 国会での審議でこの点に与野党共に踏み込まないのが不思議です。


(現時点で感染する可能性が高いのは以下の時と推定されます)
 政府広報や各国からの情報からすると、感染するのは以下の条件だと思われます。
(いずれも無症状感染者が一人でもいたらアウトとします)
* 複数人で飲酒し、歓談している場合(店舗に限らない、仲間の部屋に集合しても同じ効果)
* 風俗店や違法風俗など接触、歓談が重要な要素となる場合
* カラオケ店でのカラオケのようなツバが飛ぶ状況、店内での歓談しながらの飲食


(授業はセーフだけど、部活やサークルはリスクが高い?)
 相変わらず、ほぼリモートのみの大学が多いようです。上記の通り、発声しなければ感染リスクが低いので、大学の授業は再開してもリスクは低いと思います。もちろん、合唱などの音楽の授業は避けるべきです。
 一方で、部活やサークルはどうでしょうか?例えば、運動部などは狭い部室でダラダラと仲間としゃべったり、サークルだと飲み会や集合しての打ち合わせも多い気がします。
 防疫意識の低い学生グループを減らす努力を続けられるのであれば、大学も全面的に再開するべきだと思います。(※もちろん、そのためには全ての学生の全面的な協力が必要ですが…)


(具合が悪いなら病院やクリニックに行って診察を受けましょう)
 体調が悪いのに、クリニックや病院に行かない人が相当数いるようです。今後、悪化した状態でガン患者が発見される事例が増えるのではないか?、と専門医が懸念しています。同様のことが他の病気でも起きているようです。
 一年前、病院での感染事例が続発しましたが、現在は防疫体制が整備されたので、通院中に感染するリスクはほぼ無いと言える状況です。通院しない間に、発病した病気が進行し、治療不可となったら非常に不幸だと思います。早期発見、早期治療が日本で医療サービスを受ける最大の利点です。診察しない、検査しない、という判断は、昭和30年代に逆戻りすることを意味します。
 地方自治体も啓発広告をもっと積極的に出すべきでしょう。


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