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コロナウイルスから要介護者を守るために。 2ヶ月分の備蓄、感染防止について [番外編]

この記事は、令和2年2月9日(日)に書かれたものです。

コロナウイルスによる伝染が引き続き拡大している模様です。
今回は、備蓄、感染防止についてさらに踏み込んだ内容を書きたいと思います。
下記の記事は、新型コロナウイルスによる感染症の流行が終息するまでの間、実施するべき意見として提案させて頂きます。

現在の日本は、中国との間で生産材の輸出入を活発に行なっています。このため、中国側で生産や物流がストップすると、日本側にも大きな影響が出ます。
現時点で判明していることとしては、
1)春節後の生活用品を生産している工場の再開ができるかどうかまだわからない。
2)海上輸送コンテナ、航空輸送コンテナ共に滞留や遅延が始まっている。
3)中国国内で地方政府や解放軍用に貨物品の徴発(物資の強制収用)が始まっている。

これらのことから、今後、日本国内においても倉庫在庫が底をついた瞬間にマスク同様に物不足の状態が発生する可能性があります。
そこで、2月2日に書いた記事に対して以下の通り、修正を加えたいと思います。

(その1)家庭内備蓄量は、最低2週間とし、可能なら、2ヶ月分の使用量に相当する備蓄を行う。
介護用品(オムツ、タオル、尿もれ防止シーツ、トイレットペーパー、ティッシュ)などだけでなく、マジックやボールペンなどの生活用品全般について、今後2ヶ月以内に使い切ってしまうものについては、今のうちに備蓄しておきます。生モノ以外なら、6ヶ月以上の有効期限があると思います。その場合には、2ヶ月分以上の使用量に当たる備蓄をしましょう。
また、食料品については、保存期間が長い、米類、パスタ類、お餅、カップ麺、小麦粉などで最低1ヶ月分程度の備蓄は目指して下さい。備蓄食料については、必ず古いものから順番に消費し、その分、新しい食料品を備蓄する形になるようにして下さい。

(その2)病院や介護施設に要介護者を連れて行く際には、必ずマスク、手袋などをつける。
 マスク不足のために、全国の病院で、マスクの交換頻度が一日1回程度まで制限される状態になる可能性が高くなっています。これは、各種感染症に要介護者がかかる可能性が高くなることを意味します。
感染予防のために、必ず要介護者も介護者もマスクを着用するようにして下さい。
 なお、マスクが手に入らない場合には、タオルを重ねたり、スカーフ類を使用しても良いでしょう。なお、マスクの代用品を使った場合には、必ず病院には予備を持参し、診察後、病院を出た時点で新しいものに交換して下さい。使用済みの代用品はビニール袋に入れます。帰宅後に必ず使用した代用品は、沸騰した鍋に入れて下さい。これで煮沸消毒になります。

(その3)同居家族の中に37.5度以上の発熱が発生し、呼吸器障害がある場合
 その家族が入院できない(自宅療養)の場合、出来るだけ隔離状態にして要介護者を守る必要があります。発熱者の使用する物品(タオルだけでなく生活用品全般)は、出来るだけ要介護者の利用するものと分けます。
トイレなどは、使用するたびにアルコール消毒を実施して、殺菌状態を維持します。
 発熱者が養生する部屋で、ガスファンヒーター、石油ヒーター、プラズマ放電式空気清浄機などのウイルス除去機能のある製品を使用できない場合、締め切った状態の場合、要介護者にも感染する可能性が高くなります。その場合には、発熱者のいる部屋の窓を常に少し開けた状態にして換気が行えるようにします。なお、窓を開けることができない場合、換気扇(排気口)に一番近い部屋に発熱者の養生する部屋を割り当てて、空気の上流側に他の家族の部屋が配置されるようにします。
なお、発熱者の状態が平常の状態に戻った後も、少なくとも7日間は、隔離状態を維持するべきだと思います。その理由は、一般的にインフルエンザ等の体外排出期間が数日から7日と言われているからです。
 また、発熱者が発生した場合には、発熱者は、家の中でも使い捨てマスクや使い捨てゴム手袋などを着用し、平常の状態が戻った後、7日過ぎるまでは、家の中での行動抑制を厳しくする必要があると思います。

最後に、今回の記事は、未確定な情報の部分も踏まえての内容になっています。このため、ここまで身構えるべきかどうかは、普通であれば判断が分かれるところです。
この点に関して、要介護者と介護者は、必要な日用品が入手できなくなれば、その時点で、介護生活が破綻する危険が高まるだけではなく、致命的な感染症にかかる可能性が高いと私は考えています。
こういった理由から、備蓄に関しても、感染予防に関しても、通常より厳しく対応する必要があると考えています。

以上

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